158円台で足踏みのドル円。英中銀の決定と米雇用統計を前に、今週の相場を整理します
- ドル円は直近24時間で157円56銭〜158円74銭。高値は11/4 4時15分、安値は同日13時。11/5 1時35分は158円39銭
- 同じ時間帯にポンドドルは1.3410〜1.3500、ユーロドルは1.1191〜1.1271。夜に両方そろって高値を付けた
- 今夜21時(日本時間)にイングランド銀行、明日22時30分に米雇用統計。RBAは11/3に4.85%へ利上げ済み
11月5日の午前1時36分にこれを書いています。コーヒーは3杯目です。先に今夜の予定を言っておくと、日本時間の21時にイングランド銀行の金融政策決定があり、明日6日の22時30分が米雇用統計です。その手前で、いまの水準と材料を整理しておきます。
直近48時間の値動き
15分足で測ると、ドル円の直近24時間の高値は158円74銭(11月4日の4時15分)、安値は157円56銭(同日13時)でした。値幅は1円18銭です。午前のうちに158円70銭台まで買われたあと、日中に1円ほど押し、夜に158円30銭台へ戻しました。11月5日1時35分は158円39銭で、24時間前の158円50銭とほぼ変わりません。
オアンダ・ジャパンのレポートによると、11月3日のNY終値は158円68銭で、この日だけで75銭上がっています。米9月の求人件数が752.3万件と予想の716万件台を大きく上回り、米10年債利回りが4.9%台に乗ったためだそうです。みんかぶも、求人件数の発表後にドル円が158円台半ばへ上がったと書いていました。
160円は目の前ですが、この48時間の高値は158円74銭までです。届いていません。上に行く力はあるのに、159円には一度も乗せていない。買いたい人も、ここでは慎重なのだと見ています。
ポンドとユーロの夜
ドル円だけ見ていると、ドル全体の動きを取り違えます。同じ24時間で、ポンドドルは1.3410(11月4日8時)から1.3500(同日22時)まで、ユーロドルは1.1191(同8時)から1.1271(同22時)まで上がりました。どちらも同じ時刻に高値を付けています。ドルが対ポンド、対ユーロで売られた時間帯に、ドル円は158円22銭〜158円30銭と横ばいでした。
そのあと1時35分にはポンドドル1.3462、ユーロドル1.1222まで戻しています。ドル円が動かないのに両通貨が先に上がって戻った理由は、私の観察の範囲では分かりません。22時台は米民間雇用の発表時間と重なりますが、因果までは確認できていないので、ここは保留にします。
今夜と明日の予定
ロイターの10月の調査では、エコノミスト63人のうち54人が、イングランド銀行は11月に0.25%の利上げをして政策金利を4%にすると予想していました。ただし、その先は意見が割れていて、4%で止まるという見方がわずかに多い程度だそうです。ポンドは利上げ自体より、会合後の声明と票の割れ方に反応しやすいと私は見ています。
豪州の中銀は11月3日に政策金利を4.85%へ引き上げました。ABCの報道では、9人の理事のうち6人が賛成、3人が据え置きに票を投じた割れた決定でした。次回は12月8日です。
米雇用統計の予想は、みんかぶの指標ページで非農業部門雇用者数が6.5万人、前回2.9万人となっています。一方で、米求人件数はこれだけ強く出ました。弱い数字なら158円台前半へ、強い数字なら159円台へという見方はどこにでもありますが、私はどちらかに寄せて待つつもりはありません。
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