夜の追記。17時すぎ、三村財務官のひと言でドル円は156円62銭へ。昼の見立ての「158円は重い」は、思ったより早く答えが出ました
- 17時すぎ、三村財務官が「日米が共有したメッセージを額面どおり受け止めるべきだ」と話したとみんかぶが報じ、ドル円は157円45銭前後から156円60銭台まで急落しました
- 同じ時間帯にユーロ円も下げ、ユーロドルはほぼ横ばい。ドル安ではなく円買いです。23時時点では157円18銭まで半分ほど戻しています
昼に「158円台では上値を追いにくい」と書いて、少し眠ろうとしたところでした。17時を回ったあたりでドル円の5分足が縦に伸び、Yahoo Financeの数字で見ると157円45銭前後から17時20分には156円65銭。みんかぶの速報では156円62銭まで付けています。昼の見立ては方向こそ合っていましたが、158円に近づく前に答えが出たので、見立てというより後追いに近いです。
新しい話ではなく、念押し
みんかぶによると、三村財務官はインタビューで、円の過小評価は問題だという認識を日米両政府が共有しており、市場はそのメッセージを額面どおり受け止めるべきだと述べたそうです。中身は目新しくありません。25日の閣議後会見で片山財務相が、日米首脳会談でトランプ大統領から円安への懸念が示されたと明かしていて、時事通信も同日に報じています。
つまり週明けの原油高で円安に戻りかけたところへ、財務官が先週の話をもう一度置きにきた形です。口先だけで80銭動くのは、市場が7月の協調介入をまだ覚えている証拠だと私は見ています。
夜の戻しは原油とドル
ザイFXのNY概況では、安値は156円51銭。そこから157円23銭まで戻していて、理由は原油高に連れたドルの買い戻しと書いています。昼の原油高はホルムズ海峡の話でしたが、夜の原油高はトランプ大統領がディーゼルの輸出禁止を検討しているという報道が理由で、同じ原油高でも材料が入れ替わっています。
けん制と原油の綱引きは、今夜の時点で決着していません。月末には財務省の介入実績の公表があり、その週は米指標も続きます。157円台で落ち着くのか、もう一度158円を試すのかは、正直まだ分かりません。
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