来週のドル円は火曜から金曜まで4晩続けて米指標。30日には財務省の介入実績も出ます
- 米国の指標は29日火曜23時のJOLTSから10月2日金曜21時30分の雇用統計まで4晩連続。雇用統計の予想は非農業部門雇用者数が前月比+10.0万人、失業率4.1%(財経新聞掲載のフィスコ記事)
- 30日には財務省が8月27日から9月28日までの介入実績を公表予定。金曜の円急騰に実弾が入っていたのかどうか、ここで分かります
日曜の午後です。先週の振り返りは昨日書いたので、今日は来週の予定表だけに絞ります。予定を並べてみて少し驚きました。火曜の夜から金曜の夜まで、ニューヨーク時間に何かしら米国の数字が出ない日がありません。夜型の私でも、4晩続けて張り付くのは久しぶりです。
4晩続く米国の数字
火曜29日の23時に、8月のJOLTS求人件数と9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が同時に出ます。みんかぶFXの記事では、求人件数の予想は722.5万件で前回の727.1万件から小幅に減る見込み、消費者信頼感は予想90.1で前回89.4からの小幅回復見込みとのこと。JOLTSは予想からぶれやすい指標だと、同じ記事が念を押していました。
水曜30日は21時15分にADP雇用レポート(予想+7.0万人、前回+3.8万人)、続いて21時30分に8月のPCEデフレーター。FRBが一番重く見ている物価指標です。財経新聞に載ったフィスコの見通しによると、コアの前年比は+3.3%で横ばい、前月比は+0.3%と前回の+0.2%から加速する予想。木曜10月1日は朝8時50分に日銀短観、夜23時に米ISM製造業景況指数があります。ISMの前回8月は54.6で、仕入れ価格指数が71.1と高いままでした。
そして金曜2日の21時30分が雇用統計。予想は非農業部門雇用者数+10.0万人、失業率4.1%、平均時給は前月比+0.3%。前回8月はみんかぶFXによると+16.3万人で、予想の+5.3万人を大きく上回りました。予想のほうがだいぶ低く置かれている分、前回並みの数字が出るとドル買いの反応は大きくなりやすいと見ています。
30日の財務省の発表
私が一番気にしているのは、実は指標ではなくこちらです。財務省は毎月末に、その月の外国為替平衡操作の実施状況、つまり介入の実績を公表しています。今回の対象は8月27日から9月28日まで。金曜の円急騰は、片山財務相がトランプ大統領の円安懸念を明かした発言がきっかけとして報じられていますが、発言だけであそこまで動いたのか、裏で実弾が入っていたのかは今の時点では確認できていません。ゼロなら口先だけで1円50銭以上動いたことになり、160円手前の上値の重さは今後も続くと見ています。金額が出てきたら、話はもっと重くなります。
160円の手前
材料の向きはドル高寄りです。フィスコの週間見通しは、FOMCの引き締め姿勢で米10年債利回りが2007年以来の高さにあることをドル買いの支えに挙げ、ある短期筋は160円台前半を当面の上値めどにしているそうです。ただ同じ記事は、日米首脳会談を経て介入が警戒され、160円に近づけば上値は重くなるとも書いています。
上は159円台で当局、下は米金利。先週の金曜にその両方の力を見たばかりなので、私は来週の値幅を先週より狭めに見ています。予定表を眺めながらコーヒーを淹れ直したら、豆が切れていました。月曜に買いに行きます。
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