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相場分析

今週のドル円は159円台まで上げて、金曜に1円58銭の反落。4日かけた上げを1晩で戻した週

USD/JPY 9月25日 ニューヨーク終値(前日NY終値比)157.28-1円58銭 (156.94〜158.95)
この記事のポイント
  • ドル円はNY終値ベースで158円86銭から157円28銭へ、金曜1日で1円58銭の反落。安値は23時前の156円94銭(ザイFX!掲載のDZHフィナンシャルリサーチの概況)
  • ユーロ円も180円79銭から179円15銭へ同じくらい下げた一方、ユーロドルは小反発。金曜に売られたのはドルではなく円
  • 週の前半はドル高の週でした。ポンドドルは1.34ドル手前から1.32ドル台へ下げ、週明けの水準には戻っていません

土曜の昼過ぎ、市場が閉まってからこれを書いています。今週は月曜から木曜までドル円がほぼ一方向に上がり、金曜の夜に上げのほとんどを返しました。先週末のNY終値が156円台後半だったので、週足だけ見ると50銭ほどの上昇。ローソク足1本にすると長い上ヒゲが残るだけの週ですが、中身はかなり忙しかったです。

月曜から木曜は、ドル高で159円台へ

週の前半を引っ張ったのは米国の景気指標です。23日の夜に出た9月のPMI速報は総合58.4で、予想の55.3を大きく上回りました。ザイFX!の市場反応記事によると、発表後にドル円は157円80銭から158円28銭まで上げ、米2年債利回りも4.78%から4.85%へ跳ねています。

このときドル円だけでなくポンドドルやユーロドルも下げていたので、主役はドル買いでした。ポンドドルは週初の1.34ドル手前から1.32ドル台まで押し下げられ、金曜も1.32ドル台半ばで終わっています。

私が見ていたレートでは、ドル円の週の高値は木曜の夜につけた159円04銭。160円が見えてきたあたりで、介入を警戒する声がニュースのあちこちに出はじめました。

金曜に流れを変えた「トランプ発言」

金曜の午前、片山財務相が日米首脳会談でトランプ大統領から円安への懸念が示されたと明かしました(みんかぶが11時16分に報じています)。東京時間の下げは158円前後まででしたが、欧州からNYにかけて円買いが続き、日経は「一時156円台」と速報しています。DZHの概況では、日米財務相の会談で円の過小評価は問題だという認識が再確認されたことも、円買いを後押ししたとされています。ベッセント米財務長官も、日本の経済の強さを反映した強い円が望ましいという趣旨を片山氏と協議したと明らかにしたそうです。

金利が下支えして、157円台で週を終える

156円台では押し目買いも入りました。同じ概況によると、米10年債利回りが一時5.2254%前後と2007年6月以来の高さをつけ、これがドル円を下から支えたとのこと。そのあと利回りが低下に転じたので、戻りは157円台前半止まりでした。フィスコの概況は、米国とイランがホルムズ海峡の再開に向けた協議を進めているとの思惑で原油が下がり、長期金利の低下につながったと書いています。

来週は材料が多いです。外為どっとコムの週間イベント記事によると、30日に米8月のPCEデフレーター、10月1日に日銀短観と米ISM製造業景況指数、2日に米9月の雇用統計が並びます。米国の指標が強く出れば金利とドルが上に行きやすい一方、米国側が円安を嫌っていることが表に出た以上、159円台からもう一段上を買いにいく人は減りそうです。上は重く、下は金利が支える。来週はその綱引きがどちらに傾くかを、雇用統計まで見届けることになりそうです。

ヨル教授メモ: 要人の発言で2円近く動いた週の翌週は、ロットを戻すのを急がないようにしています。指標の10分前にポジションを軽くする習慣は、来週こそ守りたいところです。
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タグ: ドル円週間振り返り為替介入
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