ポンドドルは1.3322ドル、ユーロドルは1.1429ドル。昨夜の157円台は円安ではなくドル高でした
- 昨夜のニューヨーク終値は、ドル円が157円07銭から157円60銭、ユーロドルが1.1467ドルから1.1429ドル、ポンドドルが1.3372ドルから1.3322ドル。三つとも同じ向き、つまりドルが買われた形です
- 今日は欧州と英国のPMI速報が16時15分から17時30分まで15分刻みで並び、22時45分に米国のPMIが出ます。英国と米国の数字が同じ日に揃うので、ポンドドルは方向が出やすい時間帯になります
ドル円が上がった朝に、私がまず見るのはポンドドルとユーロドルです。ドル円だけが上がっているなら円が売られている。三つとも同じ向きなら、動いたのはドルのほう。昨夜は後者でした。東京が三日続けて休みで日本発の材料が無いぶん、今週はこの読み分けがそのまま効いています。
昨夜のニューヨーク
フィスコ配信の終値まとめによると、ドル円は157円07銭から157円60銭、ユーロドルは1.1467ドルから1.1429ドル、ポンドドルは1.3372ドルから1.3322ドルで引けました。同じ記事は、米国とイランの協議が伝わって原油が反落し、米長期金利が伸び悩んだことがドルの上値を抑えたとも書いています。押さえたうえで、それでもドルは三つの通貨に勝った。米国の指標はむしろ弱くて、9月のフィラデルフィア連銀非製造業指数はマイナス22.0、リッチモンド連銀の製造業指数はマイナス2。どちらも予想を下回っています。弱い指標が出てドルが買われる日は、金利より需給が勝っているとみるしかありません。
ポンドの側に書かれていること
みんかぶのニューヨーク為替概況は、ポンドドルが1.3335ドルを割って1.33ちょうどを試すかどうかに注目していました。理由として挙がっているのは二つで、イングランド銀行が来夏まで据え置いたあとに利下げへ向かうという見方と、10月の英予算に絡む財政リスクです。ECBが10月と12月に追加利上げをするという観測と並べると、ポンドは金利差の面で分が悪くなります。
ユーロドルのほうも同じ記事で、1.1430ドル付近まで下げたあと、ECBが10月理事会を見送るなら1.13ドル台前半まであるという見方が紹介されています。ポンドとユーロで理由が逆向きなのに、どちらもドルには負けている。そこが昨夜の形でした。
私の主戦場はドル円とポンドドルなので、1.33ちょうどが近いのは正直落ち着きません。ただ、ここから先はきっかけ待ちの位置でもあります。1.3322ドルは昨日の安値で、そこを割り切れずに1.3330ドル前後で止まっているのが今のアジア時間です。
今日のカレンダー
16時15分にフランス、16時30分にドイツ、17時00分にユーロ圏、17時30分に英国と、PMIの速報値が15分刻みで出ます。22時45分には米国のPMI。英国と米国の数字が同じ日に揃う日は、ポンドドルの片方だけを言い訳にできないので、素直に強弱が出やすいと思っています。
FRBからはバー理事が23時05分から話します。シカゴ連銀の住宅に関する催しで、演題は経済見通しと住宅。それと昨日の記事の訂正です。ジェファーソン副議長の講演を23日と書きましたが、FRBの予定表をもう一度開いたら22日の朝10時20分、日本時間だと昨夜の23時20分でした。二日続けて日付をいじって、結局最初に書いた日が正しかったことになります。三日も東京が休むと観察日誌の書き出しも毎日同じで、そういうところで気が緩んだのだと思います。東京が開くのは明日24日の木曜です。
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