米雇用統計は日本時間の何時に発表される?2026年の日程一覧と夏時間の注意
- 発表するのは米労働統計局(BLS)で、時刻は米東部時間の午前8時30分。日本時間では夏時間中が21時30分、冬時間中が22時30分になる
- 2026年の米国の夏時間は3月8日から11月1日まで。3月6日の発表は22時30分、4月3日からは21時30分、11月6日にまた22時30分へ戻る
- 毎月第1金曜というのは目安にすぎない。2026年は1月9日と5月8日が第2金曜、7月2日が木曜、2月11日が水曜だった。日程はBLSの予定表で確かめられる
FXをしている人の間では、雇用統計の夜という言い方をよくします。米国の雇用者数と失業率が一度に出る指標で、発表直後にドル円が短時間で大きく動くことがあります。初めての人がつまずくのは中身より時刻の方です。21時30分だと思って待っていたら22時30分だった、という話は季節の変わり目になると毎年どこかで見かけます。時刻の決まり方と、2026年の日程を並べておきます。
日本時間では21時30分か22時30分
雇用統計を出しているのは米労働統計局(BLS)です。BLSの予定表を見ると、発表時刻は毎回、米東部時間の午前8時30分と書かれています。日本との時差は、米国が夏時間の間は13時間、冬時間の間は14時間。なので日本時間では21時30分と22時30分の2通りになります。日本には夏時間がないので、ずれる原因はいつも米国側にあります。
米国の夏時間は3月の第2日曜に始まり、11月の第1日曜に終わります。2026年だと3月8日から11月1日まで。切り替えの直後に発表がある月は、前の月と同じ時刻だと思い込みやすいので注意してください。3月6日の発表はまだ冬時間なので22時30分、4月3日から21時30分になり、11月6日にはまた22時30分に戻ります。欧州の夏時間は始まりが米国より3週間遅く、終わりが1週間早いので、欧州の指標と並べて見ている時期はさらに混乱します。私も3月と11月にカレンダーを直すと、1時間ずれた行がたいてい1つは見つかります。
2026年の発表日一覧
BLSの予定表(2026年9月17日確認)から日付を写し、時刻を日本時間に直しました。カッコ内は何月分の数字かです。
- 1月9日(金) 22:30(12月分)
- 2月11日(水) 22:30(1月分)
- 3月6日(金) 22:30(2月分)
- 4月3日(金) 21:30(3月分)
- 5月8日(金) 21:30(4月分)
- 6月5日(金) 21:30(5月分)
- 7月2日(木) 21:30(6月分)
- 8月7日(金) 21:30(7月分)
- 9月4日(金) 21:30(8月分)
- 10月2日(金) 21:30(9月分)
- 11月6日(金) 22:30(10月分)
- 12月4日(金) 22:30(11月分)
第1金曜でない回が4つあります。1月は2日が第1金曜でしたが、発表は9日。5月も1日が金曜だったのに8日でした。BLSは12日を含む週の調査をもとに日程を組んでいると説明されることが多く、月初の金曜が早すぎる月は1週後ろに回るようです。7月2日の木曜は、翌3日が独立記念日の振替休日だったためだと思われます。2月11日が水曜になった理由は、予定表には書かれていません。政府機関が閉鎖されると発表そのものが延期されることもあり、2025年の秋には実際に遅れました。第1金曜と覚えておくより、月初にBLSの予定表かサイトの経済指標カレンダーを一度見るほうが確実です。
発表の前後
発表の瞬間はスプレッドが広がりやすく、逆指値が思った値段で約定しないこともあります。数字が予想から大きく外れると、最初の数分で上にも下にも振れてから方向が出る、という動き方もよく見ます。初心者のうちは、発表をまたいでポジションを持つかどうかを先に決めておくのがいいと思います。私は発表の10分前にはポジションを軽くしています。持つか降りるか、どちらを選んでも構いません。危ないのは、決めないまま21時29分を迎えることです。
指標のときのスプレッドの扱いは会社によって方針が違い、広告に載っている狭いスプレッドは平常時の数字であることがほとんどです。これから口座を選ぶなら、口座比較のページで各社の特徴を見たうえで、公式サイトにある指標発表時の説明まで読んでおくと後で慌てずに済みます。
名前の似たADP民間雇用者数は、雇用統計の2日前の水曜、夏時間なら21時15分に出ることが多い別の統計です。こちらは給与計算会社のADPが作っています。
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- Schedule of Releases for The Employment SituationU.S. Bureau of Labor Statistics