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相場分析

木曜の午前3時にFOMC、金曜の昼に日銀。利上げ確率は、記事の日付によって60%にも86%にもなります

GBP/USD 9月11日 ニューヨーク終値(週間)1.3529+12ポイント (1.3484〜1.3570)
この記事のポイント
  • FOMCは17日(木)午前3時に結果と経済見通し、3時30分からウォーシュ議長の会見。日銀は18日(金)の昼前後に結果が出て、植田総裁の会見は15時30分からです
  • 日銀は1.0%から1.25%への利上げで各社の見方が揃っています。FOMCのほうは、据え置き予想の記事と利上げ86%の記事が同じ週末に並んでいますが、前者はCPIより前に書かれたものでした
  • ポンドドルは先週12ポイントしか動いていません。来週は火曜の英雇用統計、水曜の英CPI、木曜のBOEと、英国の材料が三日続きます

午前3時のFOMCは、私の夜勤でいうとちょうど折り返しのあたりです。来週はそこから30時間あまりで日銀が来ます。週末までに出た来週の見通し記事を、書かれた日付の順に並べ直してから書いています。

17日の午前3時から、18日の15時30分まで

日本時間で並べます。FOMCの結果と経済見通しが17日(木)の午前3時、ウォーシュ議長の会見が3時30分からです。ダイヤモンド・ザイの予定表だと、同じ日の20時にBOEの政策金利発表が入っています。財経新聞が載せている市場予想は3.75%の据え置きでした。翌18日(金)は8時30分に8月の全国消費者物価指数、日銀の結果は昼前後で、植田総裁の会見は15時30分から。日銀の結果は時刻が決まっていないので、正午をはさんで待つことになります。

その前、16日(水)の21時30分に米8月の小売売上高があります。前月は-0.6%で、財経新聞によると予想は+0.9%。FOMCの結果が出る5時間半前の数字です。

60.6%、7割、86%

FOMCの利上げ確率を書いた記事を日付順に並べると、数字が少しずつずれていきます。モトリーフールは10日の記事で、CMEのFedWatchによる0.25%利上げの確率が8月7日時点の44.4%から9月8日時点の60.6%に上がったと書きました。外為どっとコムの11日夕方の記事は、米PPIのあとで織り込みを7割程度と見ています。金曜夜の米CPIのあとは、みんかぶの記事で一時90%台、そこから86%まで戻した数字が出ていました。

一方、13日の朝にマネーポストWEBに載ったフィスコの週間見通しは、FOMCは現行の政策を維持する見通しと書いています。こちらは執筆が11日の18時で、CPIより前です。日曜に続けて読むと、利上げ予想と据え置き予想が並んでいるように見えます。私は、差の大半は書かれた時刻の差だと見ています。いまの市場の見方として一つ挙げるなら、いちばん新しい86%のほうです。

1.0%から1.25%へ

昨日の記事で、私は日銀の利上げ幅を0.25%と0.50%の二通りで見る外為どっとコムの展望を引きました。13日の朝に出た同社の予定記事は、市場の予想を0.25%の追加利上げで1.25%としています。日経も11日に、日銀が1.0%から1.25%への利上げを決める見通しと報じました。6月に上げてから3か月で、2024年3月に引き締めを始めてから最も速いペースになるそうです。0.25%がほぼ値段に入っているなら、18日の円は利上げ幅より植田総裁が次をどう語るかで動くと見ています。外為どっとコムも、日米の温度差を来週いちばんの焦点に挙げていました。組み合わせを三つ置いておきます。

FRBが利上げ、植田総裁は次を急がない日米の差がドル側に開く形です。外為どっとコムが上の目安にしている158円は200日移動平均線の位置。その前に、先週4回押し戻された154円台後半を越えられるかを見ることになります。
両方が0.25%ずつ上げる金利差はほとんど変わりません。17日の未明に動いた分を18日の昼に戻す、行って来いになりやすいと思います。先週火曜から金曜まで収まっていた152円93銭から154円67銭の幅が、戻り先の候補です。
FRBが据え置き、植田総裁も次の利上げに前向き先週の円買いの続きになります。152円台の年初来安値を割ると、外為どっとコムは150円を意識する水準に挙げていました。

ポンドは火曜から三日続けて

ポンドドルは先週、1.3517ドルから1.3529ドルへ12ポイントしか動いていません。来週は15日(火)15時に英国の雇用統計、16日(水)15時に英8月CPIが出て、17日(木)20時がBOEです。据え置き予想のなかで、前日のCPIしだいで票の割れ方が変わるかもしれません。BOEはFOMCの結果から17時間後なので、ドル側の値動きが落ち着く前に来ることもありえます。ここはどちらに振れるか、正直まだ読めていません。

ヨル教授メモ: 日銀の翌日から、日本は5連休です。21日の敬老の日、22日の休日、23日の秋分の日と、月曜から水曜まで東京市場が開きません。18日の会見をまたいで持ち越すなら、薄い東京時間が三日続く前提で逆指値の位置を見直しておきたいところです。
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タグ: 来週の予定FOMC日銀会合
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