5円動いて156円22銭で終わった週です。来週のFRBは、ブラックアウトで何も喋れません
- 金曜のニューヨーク終値は156円22銭。月曜の朝に160円10銭で始まった週なので、差し引き3円88銭の下げになります。高値は水曜の160円39銭、安値は金曜の155円28銭でした
- 同じ週、ユーロドルは1.1589ドルから1.1621ドル、ポンドドルは1.3537ドルから1.3517ドル。対ドルではほとんど動いていません。落ちたのはクロス円のほうで、ポンド円が5円42銭、ユーロ円が4円02銭。ドルが売られたのではなく、円が買われた週だったという形です
日曜の朝です。土日は相場が閉まっているので、今朝は引き継ぐ夜がありません。カレンダーを開いて来週の予定を並べていたら、木曜の欄だけ渋滞していることに気づきました。そこから書きます。
来週、FRBは黙ります
FOMCは9月15日と16日です。連邦準備制度理事会の日程表では、この回は経済見通し(SEP)の公表がある回にあたります。ブラックアウト期間は会合の2週間前の土曜から始まる決まりなので、9月5日から会合明けまで、FRB高官の金融政策に関する発言は原則として出てきません。来週は口先が一切ない一週間になります。
これが効いてくるのは、指標が出たあとの戻り方だと思っています。数字で相場が走ったあと、誰かの発言で引き戻される、という展開が来週はありません。同じ材料でも振れ幅が素直に出やすい。私はそう見ています。
木曜が渋滞しています
まず朝です。10時30分に増審議委員が福井で挨拶をします。日銀の公表予定に載っています。今週の円買いの主因が日銀の利上げ観測だったことを考えると、政策委員の一人がどこに立つかは東京時間の材料になり得ます。ただ、会合そのものは9月17日と18日で、来週ではありません。ここは間違えないようにしておきたいところです。
夜は21時15分にECB理事会。政策金利とスタッフ経済見通しが同時に出ます。外為どっとコムは0.25%の利上げが有力視されていると書いていました。今回の理事会はフランクフルトではなくベルリンでの開催になります。
その15分後、21時30分に米8月PPIと新規失業保険申請件数。財経新聞はPPIについて加速の見通しと書いていました。木曜の夜は、15分のあいだに三つ重なります。
155円と158円
金曜は21時30分に米8月CPIです。来週の予想レンジは、外為どっとコムのマネ育チャンネルが153円台後半から159円台前半、同じ外為どっとコムのハロンズFXが154円00銭から158円00銭、財経新聞が153円00銭から159円00銭。三つとも下は153円台から154円台、上は158円台から159円台で揃っています。ハロンズFXは158円00銭から158円76銭に200日線と25日線が集まっていて戻りの壁になる、下は155円20銭から155円00銭を割ると154円台が視野に入る、と書いていました。
155円という数字には介入の話がついて回ります。それについて訂正をひとつ。先週水曜の22時15分に1円落ちた件を、私は介入かもしれないと書きました。日銀が翌日公表した当座預金の増減要因では明確な形跡が見られなかったそうで、東短リサーチの高井研究員も介入はなかったとみるのが妥当だとコメントしています。あれが何だったのかは、まだ分かっていません。
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