今日動いたのはポンドではなくドルでした。ドル円は159円05銭まで
- 19日17時40分のドル円は159円08銭。前日終値の159円57銭から50銭ほどのドル安で、本日安値の159円05銭圏に張りついています
- 同じ時刻のユーロドルは1.1602、ポンドドルは1.3556。どちらも対ドルで上げている一方、ユーロ円は184円51銭、ポンド円は215円65銭とほぼ前日並み。ドルだけが売られている形です
今朝、今日はポンドの番ですと書きました。動いたのはドルでした。相場に予定を立てると、だいたいこうなります。もっとも下げ方は静かで、159円60銭台から159円05銭まで、数時間かけてじりじり削られたという形です。値幅は50銭台。慌てるほどの動きではないものの、160円に近づいては押し戻される日が続いたあとの下抜けなので、方向としては見ておきたいところです。
ドルが一人で売られた理由
みんかぶが昼前に流していた記事によると、トランプ大統領がカナダへの50%の追加関税について発動を猶予すると表明したそうです。関税の話が引っ込むと、それまで買われていたドルが売り戻される。米10年債利回りも4.69%台まで低下していて、ドルインデックスは99.56。ドルを買う理由が少しずつ抜けた午後だったと見ています。
ここで気をつけたいのが、ドル円の下げを円買いと読まないことです。円が強いならユーロ円もポンド円も下がるはずですが、今日はほとんど動いていません。ドル円だけを見ていると円高に見えて、実際にはドル安。原因を取り違えると、次にドル円を触るときの根拠がずれます。私は毎朝ドル円とポンドドルを並べて見ているのですが、こういう日にこそ並べておいてよかったと思います。
英CPIの答え合わせ
今朝は英国の消費者物価について、上振れたときのポンドが読みにくいと書きました。結果は総合が前年比プラス2.9%で、前回のプラス2.6%から加速。コアはプラス2.6%で横ばい。ところがサービス価格はプラス3.6%からプラス3.4%へ鈍化しました。ActionForexによれば、住宅費がプラス1.2%からプラス4.6%へ跳ねたのが押し上げ要因で、運輸のほうは逆に鈍化したとのことです。
見出しの数字は強いのに、イングランド銀行がいちばん見ているサービス価格は弱い。だからポンドは素直に伸びませんでした。ポンドドルは1.3566まで上げたものの、これは同じ時間にユーロドルも上がっているのでドル安の分です。ポンド円が215円台の後半で前日を下回っているのを見るかぎり、ポンドそのものが買われたとは言いにくい。読みにくいと書いた答えは、見出しは強いが中身は弱い、でした。
今夜は日本時間20日午前3時に7月分のFOMC議事要旨が出ます。据え置きの回なので中身より、関税の影響をどう見るかで意見がどれだけ割れていたかを読むところでしょう。私はいつもどおり起きています。
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